洋書コーナー

“Where the Crawdads Sing” by Delia Owens

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⭐️⭐️⭐️⭐️(4つ星)

今回は2018年に出版され、かなり人気になったこちらの”Where The Crawdads Sing” by Delia Owensです。人気なのは知っていたのですが、読む前に内容はほとんど知らず、なんとなくわかっていたのはアメリカのどこかの湿地で女の子が一人で生き延びるという話だということだけでしたので、いまいち興味がわかず、暗い話なんだろうなと思い、敬遠していました。

しかしあまりにたくさんの方が推薦しているのとたまたま安くなっていたので、読んでみることにしました。

あらすじは1969年のある日、小さな町のクォーターバックとして有名だったChaseが死体で見つかります。警察が捜査を進めていくうちに子供の頃から湿地に一人で住んでいて町の人から”Marsh Girl”と呼ばれているKyaが容疑者にあがります。話は殺人の起きた時からとKyaが子供の時からどうやって一人で湿地を生きてきたのかを二つの時制で入れ替わり綴っていきます。

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“When You Reach Me” by Rebecca Stead

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⭐️⭐️⭐️(星3つ)

今回はサクッと読める”When you Reach Me” by Rebecca Steadです。これは児童書(またはYA)とカテゴライズされている本で、10歳ぐらいからおすすめとなっていました。

あらすじは6年生の女の子ミランダとその周りで起こる日常と非日常の交差を6年生の視点から書いたもので、ミランダと同じアパートに住む親友のサルがある日突然、近所の子供に殴られてしまい、その日からサルはミランダと話をしなくなってしまうところから始まります。サルがなぜ友達でなくなってしまったのかわからないながらもサルと距離を置き、新しい友達と仲良くなっていくなかで、ある日ミランダが学校から帰ってくると家の鍵が開いていて、そのあと誰からかわからない謎のメモを見つけます。このあとミランダはさらに数枚のメモを見つけます。メモにはミランダにとってわけのわからないことが書いてあり、誰かの命が危ないというような内容が書かれています。誰がそしてなんのためにミランダにメモを置いているのか?危険にさらされる友達とは誰のことか?

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”The Vanishing Half” by Brit Benett

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⭐️⭐️⭐️⭐️ (4スター)

今回は今年の夏あたりにブックチューバーの間で話題になっていた本。”The Vanishing Half” by Brit Benettです。BLMムーブメント真っ只中のアメリカで出版されたこの本はそのタイミングと肌の色やアイデンティティについて深く考えさせられる内容により、ベストセラーになりました。

話の大まかな内容は南部の小さな村(町?)に生まれた双子の姉妹、デズリーとステラ、またその子供達の人生が1950年代から90年代にかけて複数の視点から語られています。デズリーとステラは黒人ですが、肌の色が明るい黒人で、肌色の明るい黒人によって形成された村で16歳まで過ごします。小さな村に嫌気のさしたデズリーはステラを誘って家出をし、二人でニューオーリンズに引っ越します。そこで、タイピングが得意なステラはデズリーに説得され、黒人ではふつう雇ってもらえないだろうという秘書の仕事に応募し、白人と間違われ、採用されます。仕方なく白人を演じていたステラですが、いつのまにかそれが普通となり、デズリーとステラは全く違う人生を送っていくことになります。

星は4つです。この本には人種差別、同じ人種内での差別、セクシュアリティーなど数々の問題点が入り混じっており、色々な意味で考えさせられる本でした。

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“Little Fires Everywhere” by Celeste Ng – Review

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⭐️⭐️⭐️ (3 stars)

今回はCeleste Ngの”Little Fires Everywhre”のご紹介です。この本は数年前からBookTubeで話題になっていて聞いたことはあったのですが、内容についてはあまり知らず、知っていたのは家族ドラマだということぐらいでした。最近シリーズとして映像化されているのを知りまして、シリーズをみる前に本を読みたいなと思っていたところ偶然図書館で見つけたので借りてみた次第です。

あらすじは、一言で言うと、一見理想的な街にすむ理想的な家庭リチャードソン一家の貸家にシングルマザーのミアと娘のパールが引っ越してきてから、リチャードソン家の子供達と交流を深めていくうちに一見幸せそうに見える家庭の様々な葛藤や歪みが見えてくる話です。

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“The Perks of being a wallflower” by Stephen Chbosky

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⭐️⭐️⭐️⭐️(4/5)

今日ご紹介するのは”The Perks of Being A Wallflower” by Stephen Chboskyです。この本は以前映画を見てからずっと読みたいと思っていた本ですがついに読むことができました。評価は星4つです。

内容は15歳のチャーリーが手紙形式で語る彼の見て感じた高校生活と心の葛藤が書かれています。現代社会が抱えるたくさんの問題点(自殺、メンタルヘルス、性的指向、虐待など)を含んでおり、重たい内容なのですが、15歳の視点から見た手紙形式で書かれていることと、90年代のポップカルチャーやアメリカの高校生が経験する楽しいカルチャーなどの言及が多々あり、それほど重くなることなく読む進むことができました。

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