“The End of Loneliness” by Benedict Wells
⭐️⭐️⭐️⭐️(4つ星)
今回はBenedict Wellsの”The End of Loneliness”です。この本は原作がドイツ語だからかブックチューブなどではあまり話題になっていない本なのですが、ドイツでは人気の本らしく(The European Union Prize for Literature)、知り合い二人からオススメされたので読んでみました。
あらすじは主人公Julesの幼年期から成人して小学生の子供を持つまでの間、約30年間ぐらいの物語が主人公の目を通して語られていくというスタイルです。Julesは子供の時に両親を事故でなくし、姉と兄と一緒に寄宿学校に送られます。同じ寄宿学校とはいえ年齢の違いから兄弟とは違う建物に住むことになったJulesが成長していく過程で経験する(または過去からくる)悲しみや孤独、そして友情や愛情が書かれています。
(more…)
