洋書コーナー

“Mexican Gothic” by Silvia Moreno-Garcia

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⭐️⭐️⭐️(3つ星)

今回は2020年に出版され、ブックチューブでも話題になり、2020年のGoodReads Choice Awardのホラー部門で一番に選ばれた”Mexican Gothic”by Silivia Moreno-Garciaです。ハローウィンの季節なので、ホラーが読みたくなり、読むことにしました。

まず、この本はブックチューブでかなり人気の本で私がみているブックチューバーはほぼ読んでいたように思います。Gothicに今まであまり興味がなかった(というかいまいちGothicの定義がよくわかってない)のでGothic系と呼ばれるものは進んで読んでこなかったのですが、この本は近所の図書館にたまたま新入荷されていたのと季節的にもぴったりだったので期待して借りました。

舞台は1950年のメキシコで主人公は美人でちょっと気の強くて頭の良いノエミという若い女性です。ノエミの従兄弟であるカタリナは数年前(?)にイギリス人のVirgil Doyleと結婚し、山の上にあるHigh Placeという家に住んでいますが、ある日ノエミの家族に『旦那が毒を盛っているから助けて』的な手紙を出します。カタリナの精神状態や病気を心配したノエミの父親はノエミを偵察に送り出します。High Placeに到着して生活を始めたノエミが家や家族の秘密を探りながらそれに影響されていく様子が描かれています。

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“The Haunting of Hill House” by Shirley Jackson”

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⭐️⭐️⭐️(3つ星)

さて、今回は1959年にShirley Jacksonが書いた有名なホラー”The Haunting of Hill House”です。Netflixで最近シリーズ化されていましたね。映画化は1963年と1999年に2回ほどされているようです。シリーズも映画もみていないのですが、これだけ映像化され、本も昔からずっと人気があるようなので(スティーブンキングなどの有名作家もこの本を絶賛しているらしい)、読んでみることにしました。まずホラーと思って読んだのですが、ホラーとしてはそれほど怖くはなかったです。個人的にはこれはホラーとちょっとジャンルが違うような気もします。

あらすじはパラノーマルの研究をしている(?)モンターギュ博士が呪われていると言われるこの丘の上の屋敷を調べるために3人の若者と一緒にその屋敷で過ごす数日間のお話です。主人公のエレノアはずっと看病をしていた母が亡くなり、一人で自由に色々できる身となり、この屋敷に来ることを一つの冒険のように捉えています。今まで他人とあまり関わったことのなかったエレノアにとって、この家で一緒に生活することになったモンターギュ博士、テオドラ、ルークとの関係は新鮮で興味深く、引っ込み思案のエレノアもだんだんと心を開いていきます。屋敷は不気味で、気味の悪いことが次々に起こっていきますが、途中からエレノアの精神もちょっとおかしくなってきているようで読者はこれは本当に屋敷に取り憑かれているのかそれともエレノアの頭の中だけのことなのかわからなくなってきます。

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