洋書コーナー

“The Fault in Our Stars” by John Green

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⭐️⭐️⭐️3/5

さて、たくさん注文した本の中から最初に読んだのはこの本The Fault in Our Starsです。これは映画化もされているので知っている人も多いかと思いますが、主人公は完治しないガンにおかされていて、学校にもいけずにほぼ毎日を家で過ごしている16歳の女の子Hazel。ある日ガンのサポートグループで17歳のAugustusに出会い、彼のことを好きになっていきます。そしてAugustusに出会ったことでHazelの世界はどんどん広がっていくというお話です。

 まず、この本と映画のことは結構前から知っていたのですが、ガンや病気の話はちょっと苦手なので実はこのお話はわざと避けてきましたが、ひょんなことから気に入って見ていたYou Tuberがこの本の作者(John Green)であることを知ってから読んでみたいという気になり購入しました。

 結果は残念ながらやはりあまり好きなお話ではありませんでした。作者はすごく好きなのでこの本も好きになりたかったのですが、ガンや病気のお話はやっぱりどうしても悲しくなってしまい、話自体に集中できないというか、色々と余計なことを考えてしまったりして。若い二人が恋に落ちるプロセスは微笑ましく、かわいいなーとも思ったりしたのは事実ですが、キャラクターに私があまり共感できなかったというのも好きになれなかった一因かもしれません。私が歳をとってしまったので若い子の恋愛ものはもう共感できないのでしょうか?悲しいですが、もし若い時に読んでいたらもっとキャラクターに入り込めたのかもしれません。

 ということで星でいうと5つ星中の3というところでしょうか?Hazelのモデルになった女の子がいるようで、John Greenもその子のことをどこかで話していましたが、世界中には若くしていろんな病気と戦っている子供達がたくさんいて、私たちはついその子たちのことを特別視してしまうけれどやっぱりみんな普通の子供でティーンエイジャーで、色々な心の葛藤があり、それに加えて病気のこともあって、なんだか本当に不公平だなと思ってしまいます。

 うまく説明できていませんが、本を読んでやっぱり泣いたし、考えさせられるところもたくさんあったので、星3ということで。この本はとても人気がある本なので私には合わなかっただけで、たくさんの人はこの本に高い評価をしていますので皆様もぜひ読んでみて自分で判断してください。YAなので英語レベルもそれほど難しくなく、割とスラスラ読めると思います。

 でもどうしてもJohn Greenの本を好きになりたいという思いがあるので機会があったら彼の他の本も読んでみたいと思います。ちなみに日本語の映画は『きっと、星のせいじゃない』だそうで、日本語訳の本の題名は『さよならを待つふたりのために』です。

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