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“The Perks of being a wallflower” by Stephen Chbosky

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⭐️⭐️⭐️⭐️(4/5)

今日ご紹介するのは”The Perks of Being A Wallflower” by Stephen Chboskyです。この本は以前映画を見てからずっと読みたいと思っていた本ですがついに読むことができました。評価は星4つです。

内容は15歳のチャーリーが手紙形式で語る彼の見て感じた高校生活と心の葛藤が書かれています。現代社会が抱えるたくさんの問題点(自殺、メンタルヘルス、性的指向、虐待など)を含んでおり、重たい内容なのですが、15歳の視点から見た手紙形式で書かれていることと、90年代のポップカルチャーやアメリカの高校生が経験する楽しいカルチャーなどの言及が多々あり、それほど重くなることなく読む進むことができました。

主人公のチャーリーはとても繊細で、友達のいない高校生。ある日、同じ学校に通う年上のパトリックとサムに出会い、そこからチャーリーは様々な事を経験し、学びます。ただでさえ多感な15歳という年齢に加え、チャーリーは人一倍繊細で賢いので頭で考えすぎて人生に参加する前に躊躇してしまう傾向があります。この物語は彼が様々な経験や友達を通して、成長していく過程が書かれています。

個人的な感想は星4つでかなり好きな部類の本に入ります。15歳の日記形式なので英語は非常に簡単ですが、文章が心に残るいい作品だと思いました。そして私の好きなRocky Horror Picture Show(アメリカの観客参加型カルト映画)について詳しく書かれていたり、ミックステープやMagneitc Poetryなど私が若い時に流行ったものが詰まっていて懐かしい気持ちになったのも好印象の原因だったと思います。また自分が若い時に憧れたアメリカの高校で行われるプロムやアメフトゲームなどのシーンもあり、それを読むのも楽しかったです。

キャラクターもそれぞれが個性的でよく書かれていたと思います。個人的にはパトリックとサムが好きなキャラですが主人公のチャーリーも共感できるところもあり、感情移入しやすかったと思います。

映画も見てそして本も読んでの感想としてはめずらしく、どちらもよかったです。もしかすると映画の方が好きかもしれない。これは先に映画を見てしまったので頭の中ですでに映画のイメージができてしまっていたかもしれませんが。。しかしこの映画は本にとても忠実に作られていたように思います。本は初めて読みましたがまるでもうすでに一度本を読んだかのような錯覚に陥ったということは映画がそれだけ本に忠実に作られていたからではないでしょうか。

また映画のキャストがすごくよかったのです。チャーリーもパトリックもサムも本のキャラクターを本以上に魅力的に演じていたと思います。本を読んでもう一度映画が見たくなりました。

この本は暗いテーマが多々含まれており、好き嫌いの別れる本だと思いますが、私はこの本を読んで(または映画をみて)よかったと思いました。これは私がすでに多感期を通り越して客観的に見られるからだったのかもしれません。この本を実際に今そのような問題に直面しているティーンエイジャーが読んだらどのように思うのでしょうか?彼らには重すぎる話なのでしょうか?それともこれを読んで助けられる気持ちになるのでしょうか?どちらにしろ大人であれ、ティーンであれ読み終わった後に色々と考えさせられることに間違いはないでしょう。

日本語版も出ているようです。日本語題名は『ウォールフラワー』

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