洋書コーナー

“11/22/63” by Stephen King

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⭐️⭐️⭐️⭐️(4つ星)

読むのにかなり時間がかかってしまいましたが、ついにこの長作を読み終えました。スティーブンキング先生の『11.22.63』です。作者は言わずと知れたホラーの王様スティーブンキングです。彼の作品は有名なものがたくさんあり、映画化されているものもたくさんあるのですが、よく考えてみたら映画はたくさんみているのですが実際に彼の作品を読んだことはあまりなかったように思います。彼はホラーで有名ですがこの作品は珍しくホラーではない作品です。ジャンルは一つに絞るのは難しいタイプの物語でSciFiでもあり、ヒストリカルフィクションでもあり、ラブストーリーでもあるようなタイプの物語でした。

この作品は2011年に出版されたのですでに結構な時間が経っている作品なのですが、ツイッターなどで読んでいる方を複数見かけ、評判も良さそうだったので読んでみることにしました。何と言っても740ページの大作で読み終わるまでにかなりの時間がかかってしまいました。しかし読み終わった後の読了感は満足のできるものでした。

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“The Shadow of the Wind” by Carlos Ruiz Zafon

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⭐️⭐️⭐️(3つ星)

今回は今年(2022年)初めて読み終わった本です。こちらのCarlos Ruiz Zafonの”The Shadow of the Wind”は以前にブックチューブで進められていたのを見ていつか読みたいなと思っていたのですが、字がしっかり詰まったページが500ページほどあり、なかなか読む勇気が出なかったのですが新年の意欲があるうちに読んだほうがイイと思い、今年はこの本から始めました。予想通り苦戦をし、2月の半ばにやっと読み終わることができました。個人的に語彙が難しかったのと固有名詞も難しかったのが苦戦の原因かと思います。

あらすじは主人公のダニエルがある日お父さんに連れられて、”忘れられた本の墓場”に行きます。そこで本を一つ選んで持って帰るのですが、その本に魅了され、その本の作者であるJulian Caraxという人物のことを調べていくことになります。謎に包まれたJulian Caraxの作品と取り巻く人々についてゆっくりと謎が解き明かされているという内容です。

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“The Song of Achilles” by Madeline Miller

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⭐️⭐️⭐️⭐️(4つ星)

今日は『Circe』で有名なMadeline Millerのデビュー作である『The Song of Achilles』です。2018年に出版された『Circe』がすごく人気で、私も図書館で借りたのですが、なかなか進まず結局DNFしてしまったのでこちらの作品も読みたいなと思いつつもなかなか手が出なかったのですが、先日近くで一年に二回の英語古本市が開催されて(コロナだったので2年ぶりぐらい!)その時に運良くこちらも見つけたので買ったところ、これまた運良く、ツイッターの洋書好きの皆さんがこちらのBuddy Readをするということで誘っていただき、私も参加いたしました。

あらすじはギリシャ1の戦士と呼ばれる強くて美しいDemigodのアキレスと不意の事故により自国を追放されたプリンス、パトロクロスの友情と愛情のお話です。パトロクロスが追放されてアキレスのいる国へ来てから二人の出会い、そしてChironのもとで一緒に様々なことを習った日々、それからトロイ戦争に駆り出されてからの10年がパトロクロスの目を通して書かれています。

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