2020年に読みたい本

2020年が始まってすでに2ヶ月が終わろうとしていますが、時の進みの速さに追いついていけてない今日この頃です。私はブックチューブが大好きでよくみているのですが、みなさん年の終わりにその年読んだ本のトップテンとか年の始まりに今年読みたい本トップテンなどのテーマで本を紹介しているのに影響されまして、私も2020年以内にぜひ読みたいと思っている本を紹介してみようと思います。

まず、言っておきたいのは私読むのが遅いのでブックチューバーのみなさんのように1年で100冊とかには全く及ばせん。結果、2020年以内の読みたい本として紹介する本も数冊です。お恥ずかしい話ですが、なんと私の2020年読書ゴールがたったの20冊です。しかし!2月もそろそろ終わりの現段階で4冊読み終わりましたのでいいスタートを切ったと言っていいでしょう。この調子でどんどん読んでいけば20冊は軽いかも??

と言うことで前置きはこのぐらいにして早速2020年に読みたい本を紹介していきましょう。言い忘れましたがこれらの本は2020年に出版されると言う意味ではなく、私が個人的に2020年に読みたいと言うだけですでに出版されて時が過ぎている作品ばかりです。では始めましょう。

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“The Immortalists” by Chloe Benjamin

⭐️⭐️⭐️1/2 (3.5star)

今回は”The Immortalists” by Chole Benjamin です。

NYに住む4人の兄弟がある日占い師のところに行き、一人づつ自分がいつ死ぬのかを聞きます。4人はこの予言を常に心の中に秘めつつ、それぞれの人生を生きてゆきます。自分に忠実に生きようと若くしてサンフランシスコに行き、本当の自分と愛を探すサイモン、子供の頃から手品を愛し、手品師になるクララ。軍隊の医者として地道に生きるダニエル。他の人との関わりを避け、リサーチの仕事に没頭するバーヤ。運命に影響されながら様々な選択をしていく4人それぞれの人生と彼らの葛藤が書かれています。

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Feb 2020 Book Haul

また買っちゃいましたー。読んでいない本がたくさんあるのに年に2回の英語本古本セールだからと自分に言い聞かせ、とりあえず少しでも興味がある本をバッグに放り込み、セールの片隅で仕分けをし、うちにつれて帰ってきた9冊です。

しかも今回のセールは10月のセールの残り物なのでなんとBuy One Get One Freeなのです。だから9冊買ったけどなんと12ユーロでした。なかなかのお買い得だと思います。前回のセールの時にあまり時間がなく隅々まで見れなかったので今回のセールも楽しみにしていました。今回も残念ながら1時間半しかいられなかったのですが、それでも興味のある本をいくつか見つけることができました。1時間半なんてあっという間です。大まかなジャンルと値段で分けてあるだけなので本当に宝探し的な感覚で何時間も過ごせてしまいます。自分が欲しかった本を見つけた時のあの感動が楽しいのです。本好きの皆様ならきっとわかってくださるでしょう。

さて、今回はこれだーーー!という本は見つからなかったものの、以前からちょっと興味のあった本や作家の本を見つけることができました。以下ご紹介します。

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“The Perks of being a wallflower” by Stephen Chbosky

the perks of being a wallflower

⭐️⭐️⭐️⭐️(4/5)

今日ご紹介するのは”The Perks of Being A Wallflower” by Stephen Chboskyです。この本は以前映画を見てからずっと読みたいと思っていた本ですがついに読むことができました。評価は星4つです。

内容は15歳のチャーリーが手紙形式で語る彼の見て感じた高校生活と心の葛藤が書かれています。現代社会が抱えるたくさんの問題点(自殺、メンタルヘルス、性的指向、虐待など)を含んでおり、重たい内容なのですが、15歳の視点から見た手紙形式で書かれていることと、90年代のポップカルチャーやアメリカの高校生が経験する楽しいカルチャーなどの言及が多々あり、それほど重くなることなく読む進むことができました。

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読んだ洋書の日本語翻訳本情報も追加

このブログは日本人の方でも洋書を楽しんでいらっしゃる方がたくさんいることを前提に始めたブログなのですが、もしかしたら洋書に興味がない方でも私の紹介した本に興味を持ってくださる方がいるかもしれないと思ったのがきっかけで、これからはもし紹介する洋書に日本語翻訳バージョンが出ていればそちらもリンクしていきたいと思います。

これは私の好きな本が何語であれ、他の方に読んでもらえて、そして好きになってもらったら嬉しいなという思いからです。海外で有名でも日本ではあまり有名になってない作品もまだまだたくさんあると思います。このブログをきっかけにもし誰かがその本を読みたいなと思ってくれたら幸いです。

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“A Man Called Ove” by Fredrick Backman

a man called Ove

⭐️⭐️⭐️ 3/5

さて、今回は”A Man Called Ove” by Fredrik Backman です。Fredrik Backmanはスウェーデンの作家で、You Tubeで彼の他の作品が紹介されていたのをみて興味を持ちました。BookTubeで紹介されていた作品は主に”Bear Town” と”Us Against You”でしたが、こちらの2作品は割とヘビーな内容のようなので、もう少し軽い感じのこちら”A Man Called Ove”を選びました。

内容はいつも機嫌が悪く間違ったことが嫌いなちょっと偏屈なおじいさんOveが最愛の妻を無くし、自殺を考えているところに近所の様々な人が問題を持ち込んできて死ぬに死ねないという状況をOveの過去、最愛の妻Sonijaとの思い出などを織り込みながら面白おかしく時々ほっこりするようなエピソードを入れて語っていくお話です。

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“Six Of Crows” by Leigh Bardugo

⭐️⭐️⭐️ 3/5

”Six Of Crows” by Leigh Bardugoの感想です。この本は私が普段読まないような戦闘ものファンタジーですが、BookTubeでたくさんの方が勧めていたので近所の英語中古本セールがあった時にすかさず買った一冊です。Booktubeの影響もあり、最近は毛嫌いせずに色々なジャンルの本を読んでみようという気になりまして、手に取った次第です。

あらすじは簡単に言えば、Ketterdamで育った犯罪の天才Kaz Brekkerがそれぞれの特技を持った仲間(?)たちと一緒に一獲千金をかけて、不可能に近い強盗(というか牢屋からの人質救出)を試みるという物語です。

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“We Were Liars” by E. Lockhart

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⭐️⭐️2/5

今読んでいる本がなかなか終わらないので過去に読んだ本のレビューを書こうと思います。“We Were Liars” by E. Lockhartという作品です。こちらはYAでロマンスとミステリーの要素も含んだ青春小説とでも言ったらいいのでしょうか?

星は残念ながら2つです。会話が多いので読みやすいし、ページ数も少なく、文体も詩的で美しいので読みやすさでは高得点だと思います。(ところどころ詩的な表現があり、解釈が困難なところもありましたが。)お金持ちの子供達(いとこ達プラス一人)が毎年夏に行くプライベートアイランドで過ごすある夏の出来事が思春期に感じるたくさんの感情とともに書かれています。状況や風景が綺麗に頭に浮かんできて、楽しい夏とどこか切ない夏が入り混じったような不思議な気持ちにさせてくれる小説でした。

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”The Seven Death of Evelyn Hardcastle”by Stuart Turton

⭐️⭐️⭐️&1/2 (3.5 / 5)

読み終わりましたー。“The Seven Death of Evelyn Hardcastle” by Stuart Turton。星は3つと半分です。

この本、アメリカバージョンは”The 7 1/2 Death of Evelyn Hardcastle”だそうです。調べてみると、偶然に同時期に”The Seven Husbands of Evelyn Hugo”が出版されたようで、トラブルを避けるためにアメリカバージョンは7 1/2に変更したようです。私が読んだのはUKバージョンだったので”The Seven Death”でしたが。しかし同じ時期にこれだけにた題名ってすごい偶然ですよね。不思議です。

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Dec 2019 Book Haul

      

また買ってしまいました。。。。(ちょっとクリスマスっぽくしてみました。。。。)

サンクスギビング(感謝祭)の後のブラックフライデーという年に一度の大セールがあるのですが、以前中古本を買ったAwesomebooks.comというサイトからブラックフライデー20%引きコードがメールにて届きまして。。このチャンスは逃せない!と目をつけておいた本と特に買おうと思っていなかった本まで計5冊買ってしまいました。

いつも一冊の本をだらだらとゆっくりペースで読んでいる私ですが、新しい本が届くと今読んでいる本を早く終わらせて新しい本を始めたいという意欲が湧いてきます。

さて、何を買ったかと言いますと、

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